JHL戦況報告

1月21日(日)

北國 22-13 ブラザ
(10- 9, 12- 4)

『北國が堅い守りと速い攻撃で順当勝ち』
 試合開始後、両チームとも攻守の動きが冴えない中、北國銀行No.10北川が先制する。北國銀行の堅いディフェンスに、ブラザーはなかなか点を入れることができないが、北國銀行の2人続けての警告でゆらついているところで、No.4菅谷美枝が1点目を取った。北國がブラザーのディフェンスの甘さを利用し得点するが、対するブラザーも絶妙なフェイントで得点し、シーソーゲームに。前半の終盤は、北國銀行の圧力的攻撃で2連取。ブラザーは、前半最後堅いディフェンスでボールを取り、速い攻撃でNo.2萩野がサイドシュートを決め、10-9で折り返した。
 後半、北國銀行はNo.5小松のシュートで先取したのを皮切りに、ディフェンスの堅い守りでボールを取り、粘りのある攻撃で3連取する。ブラザーは、ゴールキーパーNo.12原田が判断のよいセービングで他の選手を勇気づけるが、10分過ぎのNo.7菅谷美奈の得点以降、先が続かない。ブラザーのタイムアウト後も北國No.1田中の好セーブにより、北國のゴールを割ることができず、ブラザーは13分間、無得点状態が続く。途中、北國No.11村上がディフェンスと接触して床に顔を打ち、コート外に出たことを契機に北國の結束がさらに強まり3連取。ブラザーに退場者が続出して守りが甘くなってきた所を、北國が速いパスワークで得点し、22-13で逃げ切った。