JHL戦況報告

3月17日(土)

オムロン 22-17 北國
(12- 9, 10- 8)

『堅い守りのオムロンが粘勝し、明日の切符を握った』
 レギュラーシーズン2位のオムロンに、3位北國が挑む準決勝。シーズン中はロースコアで僅差の戦いであったが、ホーム・アウェイ共オムロンが制している。
 北國のスローオフで始まったが、オムロン山下がミドル、カットインなどで4連取し、序盤はオムロンペースで進む。たまらず北國がタイムアウトを要求し流れを変えようとする。その後、小松のサイドで1点目をあげ、3点差のままゲームは進み、12対9とオムロンリードでハーフタイムをむかえる。
 1人少ない人数で後半をむかえたオムロンに対し、中村のステップ、上出の速攻で北國が13対13と同点に追いつく。両者退場者を出しながら、一進一退の攻防が続く中、宮本の7mスロー、ステップシュートで抜け出そうとするオムロン。村上のミドルシュートなどで対抗する北國だが、日本の第1人者であるGK山口がファインセーブを連発し、残り2分オムロン林の速攻で4点差になりタイムアップを向えた。オムロン山下の9得点、山口のファインセーブが光るゲームであった。