JHL戦況報告

11月3日(金)

北國 25-14 ブラザ
(14- 3, 11-11)

『北國銀行、積極的なDF・速攻でブラザー工業をつき離す』
 前半立ち上がり、両者ダブルポストを軸とした攻撃から、北國は11番村上のカットイン、ブラザーは菅谷(姉)のミドルと、相手DFをさぐるかのような静かな展開で始まった。高い位置で積極的にアタックする北國銀行に対し、攻め手を欠いたブラザー工業はパスミス・シュートミスを連発。そのすきを北國銀行は見のがさず、切りかえの早い速攻から4番斉藤のシュートを皮切りにいっきに3連取、6-2とリードした。前半9分ブラザー工業はタイムアウトを取り、流れをたち切ろうと試みた。しかし、信条であるDFからの速攻でもミスを続けて波に乗ることができず、速攻で得点を重ねた北國が前半14-3と大きくリードしており返した。
 このまま勢いに乗り、後半も北國優勢で進むかと思われたが、ブラザー工業は中継からのポストプレーで北國のDFを崩し、菅谷(妹)のキレのあるステップシュートで加点、じわじわと点差を縮めた。北國は安定し始めたブラザーの1:5DFに攻め手を欠いた所もみられたが、ブラザーの一瞬のすきをついたポストプレーとDFからの速攻で得点を重ね、前半のリードを守って25-14と逃げ切った。