JHL戦況報告

11月25日(土)

オムロン 16-15 北國
( 7- 5, 9-10)

『オムロン、堅い守りで接戦を制す!』
 両チームとも序盤から動きが固く、攻撃に精彩がない。共にポストプレーや速攻で得点するが、10分頃までで3-3のロースコアの様相。互いに一線からクロスアタックなどでボール保持者にプレスをかけ、両チーム共に攻めあぐねる時間帯が続き、サイドからのカットインや速攻などの少ないシュートチャンスを確実にものにしたオムロンが、中盤で3点のリード。北国側はサイドシュート、ミドルシュートを狙うものの、オムロンGK山口の好セーブに阻まれ、結局7-5とオムロンリードで前半を終えた。
 後半立ち上がり、北国銀行は、オムロンの不用意なパスをカット、速攻に転じ、No.11村上のミドル・カットインで逆転に成功。10分には逆に12-9とリードを奪う。オムロンも、No.4大石のミドル、No.10屋嘉のカットインで追いすがり、20分には13-13のタイスコア、予断を許さぬ展開になった。しかし、北国銀行はついにオムロンDFを崩すことができず、オムロンがNo.19陳の活躍などで16-15という激戦をものにした。