JHL戦況報告

11月25日(土)

湧永 28-12 本熊
(10- 9, 18- 3)

『本田技研熊本、前半大善戦も、後半に湧永製薬の堅い守りに力つきる』
 セルゲイ(15)の先制シュートで幕を開けたこの試合は、立ち上がり、本田熊本が湧永のミスに乗じ、佐伯(11)のミドルシュートなどで優勢に出た。前半はそのまま本田熊本のペースで進むが、地力に勝る湧永はミスが多いながらも、杉山のポストシュートなどでじりじりと差をつめ、ついに残り2分で逆転すると、1点差のまま前半を折り返した。
 ペースを取り戻した湧永は、後半開始から本田熊本を突き放しにかかる。4点差になった後半7分、本田熊本はタイムアウトを要求してなんとか悪い流れを断ち切ろうとするが、セットオフェンスで点がとれないまま次々と湧永の速攻を許し、差を広げられる。本田熊本も15番セルゲイを中心になんとか攻めるが、湧永の高い守りを崩せず、残り16分には失格者を出すなどして自滅していった。湧永は、残り5分両外国人をベンチに下げる余裕を見せるなど、力の差を見せつけた試合であった。