JHL戦況報告
12月3日(日)
オムロン 23-21 イズミ
(12- 9, 11-12)
『イズミの連勝、オムロンの堅守が止める』
オムロンのスローオフで始まったこのゲームは、立ち上がりオムロンが4連取して主導権を握る。対するイズミは、6分を過ぎた頃に10番呉選手が1点目を決める。オムロンは高い位置での固い守りと、GK山口選手が7mスローを連続で止めるなど攻守を連発し、イズミになかなか得点を楽に与えない。イズミは終盤、攻守の要10番の呉選手が退場となり、苦しい状況においやられた。この間にオムロン8番の佐久川選手が速攻で決めて、5点差とする。退場が解けたイズミ呉選手がすかさず返すが、前半は12-9とオムロン3点リードで折り返す。
イズミのスローオフで始まった後半は、序盤にオムロンGK山口選手が負傷退場した頃から、その差が徐々に縮まってきた。10分を過ぎて同点となり、オムロンは山口選手を復帰させ、立て直しをはかる。その後はオムロンが先行、イズミが追いつくといった状況が続く中、残り7分30秒、イズミの青戸選手が、ドリブル速攻で決めて初の勝ち越し。流れがイズミに行きかけたところで、オムロン3番隅選手がカットアウトプレーで決めて再び同点。勝負は残り5分を切ったところでオムロン必死のディフェンス、足を負傷しながらのGK山口の好セーブで守り抜き、6番林選手の連続得点が利いて、23-21の2点差でオムロンが逃げきった。