JHL戦況報告

12月8日(金)

トヨ自 27-19 合成
(17- 6, 10-13)

『前半終盤の猛攻で一気にスパートしたトヨタ自動車が粘る豊田合成を振り切っての勝利』
 両チームとも、一線ディフェンスから守って速攻へと展開したいところ。ゲーム序盤、まずペースをつかんだのはトヨタ自動車。開始1分に三上のステップシュートで先制すると、その後合成中山にポストシュートを許すものの、たて続けに速攻で得点し、8分過ぎには5-1とリードする。しかし、合成もセットディフェンスで粘りを見せ、反撃に出る。中山、山田、川島と三連続で速攻を決めるなど、ゲームは熱気を帯びてきた。それでも地力に勝るトヨタ自動車がセットプレーで確実に得点を重ね、17対6で前半を終了。
 後半合成は、速攻を主体に追い上げを見せる。16分から4連取するなど勢いを感じさせたが、前半の得点差を生かし、厚沢、光田らのミドルシュートを軸に要所を締めたトヨタ自動車が27対19で逃げ切った。