JHL戦況報告

12月9日(土)

大同 29-19 車体
(13-12, 16- 7)

『トヨタ車体善戦するも、大同特殊鋼貫禄勝ち!』
 両チームとも地元とあって、熱い声援の中、立ちあがりから一進一退の好ゲームとなった。大同は白のキレ、朴のパワーを軸にサイド・ポストが多彩な攻めを見せ、またDFもGK日原を中心に市原らの豊富な運動量が光った。一方、トヨタ車体も野村のロング、角田・誉田・竹下の切れのあるプレーを中心とし、激しくDFでアタック、大同の攻撃に対抗した。
 前半15分、冨本のカットイン・松林のポストシュートで、大同がリズムをつかんだかに見えたが、GK林田の好セーブをきっかけに、車体は誉田・清水の連続得点で追いすがった。さらに、前半終了直前、大同の朴が退場、後半開始直後の白の退場という絶好のチャンスを得て、誉田・吉田の連続得点で逆に2点差とリードした。
 しかし、後半7分白・8分朴と冷静になった両エースが同点・逆転を演出すると、日原のスーパーセーブ、ポスト藤井の連続得点で、一気に車体を突きはなした。後半15分までは見ごたえのある「熱戦」であったが、車体はエース野村のチーム17点目となるロングシュート後のケガが残念であった。