JHL戦況報告

2月3日(日)

北國 24-14 ソニー
(11- 8, 13- 6)

『本調子には程遠い北國がかろうじて白星』
 前日オムロンに痛い星を落とした北國銀行だが、この日もピリッとしない。立ち上がりこそ村上麻美のカットインやロングで得点を挙げるが、攻撃がかみ合わず突き放すことができない。ソニーは足を使ってよく守り、山田の速攻などでよく粘り、前半は北國3点リードで終了。
 後半は、北國はもたつきながらも村上麻美らの活躍で差をつけようとする。そこで13分過ぎ、ソニーベンチは流れを変えようと、ディフェンスにオールコートマンツーを指示。しかしこれが完全に裏目に出た。走力に勝る北國が、空いたスペースに次々と走り込み加点。25分には10点差をつけた。
 故障者を抱えながら健闘したソニーでは、6得点を挙げた山田、南田両選手の活躍が光った。相手に助けられた形の北國は、セットオフェンスの整備が急務である。