JHL戦況報告
3月3日(日)
立山 26-25 シャトレ
(16-15, 10-10)
『立山アルミ、最終戦を有終の美で飾り、7年の歴史に幕を閉じる』
この日が日本リーグ最後の試合となる立山アルミは、地元の大声援の中、気迫のこもったプレーでシャトレーゼと対戦した。開始早々から白熱した戦いとなり、立山はシャトレーゼに先取点こそ奪われるものの、4番鏡森のロングや、3番大前のサイドシュートで応戦した。中盤、立山5番前山と3番大前のサイドシュートで3連取しリードを奪うが、シャトレーゼも得意の1-5DFで立山攻撃陣のミスを誘い、13番山崎、9番穂積らのシュートで逆転する。その後はシーソーゲームとなり、16-15と立山1点リードで前半を折り返す。
後半に入り、立山は立て続けに3本のノーマークシュートをはずし、流れがシャトレーゼに傾き始めたが、ここで立山1番浅井が7mスローやノーマークシュートを好セーブし、流れを引き戻した。シャトレーゼがリードしたまま終盤に向い、21分3点のビハインドから、1番浅井の好セーブと14番中塚のカットインなどで、同点に追いつく。また、シャトレーゼ11番藤浦が退場となり、流れは立山へ。27分には立山5番前山、4番鏡森の得点で2点リードする。しかしシャトレーゼもねばり、残り1分1点差まで追いつき、残り30秒、立山のミスからボールはシャトレーゼへわたる。攻め続けるシャトレーゼは、残り3秒、9番穂積がフリースローから得点をねらったが、シュートはバーに当たり、劇的な幕切れで立山が有終の美を飾った。