JHL戦況報告

3月17日(日)

本田 30-29 湧永
(13-15, 17-14)

『本田4年連続6度目の優勝を飾る』
 プレーオフ男子決勝、本田技研対湧永製薬の試合は、前半立ち上がり、湧永製薬・10番ブラマニスのシュートで先制。本田技研も18番ストックランのロングで応戦。両チームともシュートを入れたら入れ返すといった一進一退の攻防が続いたが、10分過ぎから湧永製薬が4連続得点をあげ7対4とすると、本田技研がたまらず作戦タイム。本田技研は立て直しを図りたいところだが、逆に湧永製薬の勢いに押されぎみで、20分には12対6とダブルスコアがつく。しかし本田技研も意地を見せ、前半終了間際3分間で、11番谷口選手の速攻などで4連続得点し、15対13と追い上げ湧永製薬2点リードで前半を折り返した。
 後半に入ると、出だしこそ互角の戦いを演じていたが、本田技研は6分過ぎから4連続得点をあげ、ついに逆転。しかし湧永製薬も踏んばり、15分には再度23対23の同点に追いつき、試合の行方はまったくわからなくなった。本田技研は11番谷口、21番ヴォル、18番ストックランのシュートですぐに3点差をつけると、一気にムードは最高潮となり、完全に試合の主導権を掴んだ。終盤、湧永製薬も必死に食い下がったが、結局30-29で本田技研が4連続6度目の優勝を飾った。
 この試合で本田技研のストックラン8点・ヴォル11点・谷口8点の活躍が光った。MVPはヴォル選手が獲得した。