JHL戦況報告

10月28日(日)

シャトレ 24-23 広島
(11- 9, 13-14)

『歴史が変わった!』
 広島メイプルレッズが林や杉本の7mスローでリードを奪うも、シャトレーゼ遠藤の再三に渡る好セーブに阻まれ、18分には(シャト)藤浦のシュートでシャトレーゼが初めてのリードを奪う。この後両者小刻みに得点し、シャトレーゼ11対広島メイプルレッズ9で前半終了。
 後半は両者激しい点の取り合いで、がっぷり4つのまま15分を過ぎる。ここから広島メイプルレッズは王者の意地を見せ、呉、青戸、林が立て続けにシュートを奪い、20分には3点リードを奪う。しかしここからシャトレーゼが底力を見せる。(広島)広瀬、林の2度の7mスローを(シャト)細谷が連続のブレイク。奇跡はここから起きた。(シャト)藤浦、山崎、稲吉のシュートで、23対23の同点に追いつくと、28分47秒に(シャト)穂積のミドルシュートで、その歴史的瞬間は訪れた。シャトレーゼは、7年間一度として勝つことがなかった王者広島に、21世紀ついに勝利を収めた。