JHL戦況報告

2月16日(日)

ホン熊 33-21 アラコ
(18- 7, 15-14)

『総合力に勝るホンダ熊本、圧勝!!』
 ホンダ熊本のスローオフで始まったゲームは、4番田中のミドルシュートによるホンダ熊本の先攻で幕を明けた。ゲームの前半は一進一退の展開であったが、18番ジザを中心に攻撃を組み立てるホンダ熊本が、中盤の連続得点により主導権を握る。終盤、相次いで退場者を出したホンダ熊本だが、GK吉田の好セーブとアラコ九州のパスキャッチのミスも手伝って最少失点に抑えるのに加え、攻撃では5番米満の個人技がさえ、確実に加点した。前半は、アラコ九州は最後までゲームの流れをつかむことができなかった。
 後半にはいって、アラコ九州としては連続得点を狙いたいところである。4番田中へハーフマンツーで動きを止め、途中からは5-1DFに切り換えるなど試みるが、サイド・ポスト・ロングとまんべんなく得点をあげるホンダ熊本との差はなかなか縮まらず、前半の大量リードにより余裕をもって後半もゲームを進めたホンダ熊本が、7勝目をあげた。敗れたとはいえ、アラコ九州はスピード感あふれる速攻にとても好感が持てた。また勝ったホンダ熊本は、4番田中の活躍と、8得点を挙げてエース・クジノフの穴を詰めた米満の活躍が光った試合であった。