JHL戦況報告

1月25日(土)

広島 30-28 ソニー
(14-16, 16-12)

『女王メイプルレッズ、貫禄の8連勝!』
 メイプルレッズのスローオフで試合開始。序盤はお互いセットプレーを中心とした攻撃で、ゆったりとした試合を展開した。その後も点差が開かないまま一進一退の攻防が続くが、徐々にペースをつかみだしたのがソニー。センター田中のゲームメイクでじわじわと点差を広げた。メイプルレッズは10番呉が攻撃の中心となり粘り強い攻めを見せるが、ソニーの間を割らせないディフェンスにつかまり、2点差をつけられての前半終了となった。
 後半開始直後、ソニーは退場で7番の山田を欠くと、メイプルレッズにすかさず同点に追いつかれた。ソニーはその後も退場者が相次ぎ厳しいゲームをしいられるが、5番田中の個人技が光り、大きく点差が開くことはなかった。しかし、メイプルレッズのポスト石山を使ったプレーで得点が決まりだすと、ゲームの流れはメイプルレッズに傾いた。後半終了10分前になるとソニーがミスを連発、それを落ちついて得点に結びつけたメープルレッズが30-28で試合を制した。尚、この試合で、ソニー田中は日本リーグ史上2位となる通算600得点を達成した。