JHL戦況報告

2月9日(日)

オムロン 27-17 ソニー
(11- 8, 16- 9)

『オムロンの多彩な攻撃で復活の兆し』
 ソニーセミコンダクタ九州の2点先攻で始まったが、すぐにオムロンも冨田選手の7mスローで返す。しかし両チームとも決め手に欠き、ゲームは一進一退で進む中、ソニーの田中選手の素晴らしいポストへのパスワークが観客を沸かした。中盤以降オムロンにリズムが出てゲームが動き、ロング、ポスト、カットイン等で優勢に展開した。ソニー貞永選手の速攻ミスが、前半のゲームの明暗を分けた。
 後半は、オムロンのフォーメーションが見事に決まりペースを掴むと、多彩な攻撃で一方的なゲーム展開となる。オムロンは攻撃の手を休めず連続得点が続き、余裕のある戦いとなった。ソニーはオムロンの固い守りに決め手がなく苦戦した。その中でソニーの田中選手の奮戦が目立った。オムロンは地元選手を出すなど、後半は一方的ゲーム内容で終った。