JHL戦況報告
2月22日(土)
シャトレ 21-20 オムロン
(10-12, 11- 8)
『プレーオフ3枚目の切符を争う対決。シャトレーゼ、オムロンに気迫で競り勝つ』
3位争いに絶対負けられない両チーム。試合前から気合いが溢れ出る。立ち上がり、シャトレーゼのポストによる7mスローで9番穂積が先制。その後、シャトレーゼ7番稲吉の速攻、オムロン9番坂元のポストシュートなどで、両者一進一退の攻撃を展開した。13分より、シャトレーゼは7番稲吉のカットインからぴたりと点が動かず、その間、オムロンは7番冨田のカットインで同点にすると、21番劉のカットイン、15番の金城のステップと5点を連続で奪った。そのまま、オムロンの2点リードで前半を折り返す。
後半に入っても両者の攻撃はゆるまず、一層激しさが増す。シャトレーゼ11番藤浦の退場より突き離したいオムロンだが、シャトレーゼの速いプレスディフェンスに攻撃が空回り。そのすきにシャトレーゼは速攻から7mスローを誘い、今度はオムロン8番佐久川の退場を皮切りに、4番菅原と10番橋本のカットイン、14番早船のミドルの3連続得点で同点に追いつく。しかし中盤、オムロンの退場が相次ぎ、流れは少しづつシャトレーゼへ変わっていった。オムロンもキーパー吉田の好守で一歩もゆずらず、シャトレーゼの攻撃に必死に踏ん張りを見せたが、残り3分、シャトレーゼ7番稲吉のミドルが最後の一撃となり、接戦を制した。