JHL戦況報告
12月7日(土)
大ガス 24-23 北電
(10-11, 14-12)
『大阪ガス、大金星』
両者立ち上がりから、キーパーを中心とした堅いディフェンスに阻まれ、なかなか得点出来ない。しかし北陸電力は、速いボール回しからサイド攻撃を絡めて大阪ガスを崩していく。一方大阪ガスも、4番三羽、9番八幡の両エースのロングシュートを中心にポストを有効に使った展開と、キーパー12番福田の好守から繰り出される速攻などで応戦するが、徐々にミスをつかれ押され始める。そんな中で前半14分、攻守の軸となる7番鳥平が負傷し、大阪ガスはますます苦しい展開に。しかし7番鳥平が戻り、ディフェンスでのリズムを掴んだ大阪ガスは一気に流れを掴み、一時は5点にまで広がったビハインドを1点にまで縮めて、前半を終えた。
後半に入っても大阪ガスのディフェンスのリズムは良く、後半8分過ぎに逆転。北陸電力は前半と同じく高い得点能力を誇るエース3番神田に頼る形となり、後半10分に大阪ガスが10番向井の退場の際も、12番福田の好セーブの連発で得点出来ない。しかし、後半15分を過ぎた辺りから、北陸電力は体を張った12番安藤の連続セーブに応え速攻で得点を重ね、ついに再逆転する。大阪ガスも食い下がり、一進一退の展開へ。ラスト3分を切り、大阪ガスはエース9番八幡が連続得点し勝ち越し、これが決勝点となり試合を決めた。最後までもつれた好ゲームはキーパー12番福田の好守を中心としたしぶとい守りで、大阪ガスが大金星をおさめる形となった。