JHL戦況報告
11月30日(日)
ホン熊 26-25 湧永
(13-12, 13-13)
『大接戦、勝利の女神はホンダ熊本に微笑んだ』
ホンダ熊本のスローオフで始まったこのゲームは、開始早々に得た7mスローを湧永製薬がめずらしくポイントオーバーをし、返しの攻撃ではね返りのボールを拾ったホンダ熊本20番ヴォルが先制ゴール。ホンダ熊本のGK吉田の好セーブもあり、なかなか得点できない湧永。開始から4分後に1点目を17番古家が決める。中盤までは一進一退の攻防が続き、ホンダ熊本が常に2点をリードする展開であったが、湧永の速攻が決まりだし、残り10分としたところで同点に追いつく。しかしホンダ熊本もポストでヴォル、上からクジノフと二人の攻撃力で再び2点差をつける。残り30秒から湧永は小沢からポストの山口へと渡るスカイプレーを決め、ホンダ熊本が1点リードで前半を折り返す。
後半は、湧永古家の速攻ですぐに同点となるが、ホンダ熊本もヴォルのポストで突き放す。ホンダ熊本が退場者を出した間に湧永はこの試合初のリードを奪った。湧永は残り18分にブラマニスを投入。すかさずフリースローで得点するも、ホンダ熊本は前半同様クジノフ、ヴォルの活躍で再びリードを奪う。そして残り3分を切ってホンダ熊本が3点差とし、ここまでかと思われたが、湧永も速攻を決め、残り1分で1点差、パッシブプレーぎりぎりのところで放たれたホンダ熊本のシュートはGKにはねかえされたものの、これがホンダボールとなり湧永は万事休す。後半は同点になること8回、大接戦のゲームとなった。この試合も終始自分たちのペースで進める事ができたホンダ熊本が勝利の女神を呼び込んだと言えよう。