JHL戦況報告

2月22日(日)

広島 33-24 オムロン
(17-12, 16-12)

『メイプルレッズ、女王の貫禄』
 開始20秒、広島メイプルレッズ7番林の目の覚めるようなステップシュートで幕が切って落とされたこの試合。広島4番青戸のポスト、オムロン15番金城のロングを中心に、両チーム得点を重ねていく。広島が2点リードのまま時が過ぎていくが、広島10番呉が速攻、ロングと4連取。たまらずオムロンは10番呉にマンツーマンをしかけて、得点をくいとめようとする。しかし、7番林、13番杉本のカットインで的をしぼらせない広島が、20番劉のミドルで追いすがるオムロンを5点リード、17-12で前半終了。
 後半、オムロンは広島7番林と10番呉に対してダブルマンツーをしかけ、またGK16番勝田の活躍もあり、10分には3点差まで追いつく。そこからオムロンの逆転かと思われたが、広島の気迫のディフェンスの前に10分間無得点におさえこまれてしまう。その間、10番呉を中心に6連取した広島が、29-19と10点のリードを奪う。その後もディフェンスからの速攻で着々と加点した広島が勝利を収めた。広島10番呉は10得点の大活躍だった。