JHL戦況報告

7月11日(日)

全日本女子アジア女子選手権大会壮行試合

全日本 26-26 L選抜
(15-10, 11-16)

 全日本11番吉田の7MTで試合の幕は切って落とされた。全日本は5番田中のカットインと見事な連携の速攻で順調に得点を重ねていく。しかし得点が離されそうになるとリーグ選抜8番郭のミドル、カットインで追いすがり、5点差で前半は終了した。
 後半立ち上がり、全日本は2連取しこのまま突き離すかに思われたが、2番中村の退場でリズムを崩し、リーグ選抜に6連取されて2点差になる。全日本4番青戸選手の負傷退場もあって全日本は苦しい展開になるが、5番田中の本日8点目となる得点から4連取し、試合を決めたかに思われた。しかしまた3番中村の失格から4連取を許し同点になる。一進一退の攻防から全日本7番坂元のシュートがGKに阻まれ試合終了、引分けに終わった。前半は万全な展開だっただけに、この実力を広島でのアジア選手権で発揮してくれることを期待したい。
 MVPには全日本・5番田中美音子が選ばれた。