JHL戦況報告
9月18日(土)
湧永 23-23 車体
(11-11, 12-12)
『湧永、トヨタ、互いに譲らず開幕戦を分ける』
開幕戦とあって互いに硬さが目立ち、ロースコアの展開となった。湧永製薬は東、古家、福田のフローターで攻めるがコンビが合わず、パスミスが多く中々ペースをつかめない。一方トヨタ車体は、香川のカットインやミドルを軸に野村が動き回って湧永のディフェンスを突破し、必死に食い下がった。前半の終わりは、ややトヨタが押し気味に進め、辻のサイドシュートでリードを奪うも、湧永も小沢、古家で挽回し、前半は11-11のイーブンで折り返す。
後半の出だしから10分過ぎまでは、トヨタのクイックスタートから始まるスピードあるカットインに湧永のディフェンスがついていけず、2点トヨタがリードする。これに対して湧永も小沢、下川のサイドシュートで返し、逆に20分過ぎには4点リードする。試合はこのまま湧永の勝利と思われたが、トヨタは必死の粘りで食い下がり、最後は野村のシュートで引き分けに持ち込んだ。