JHL戦況報告

10月2日(土)

大同 28-28 アラコ
(15-11, 13-17)

『残り3秒の劇的な引き分け』
 前半立ち上がり、村上直選手のパスカットから得意の速攻でアラコ九州が得点を上げた。しかし、その後は大同特殊鋼の白選手の鋭いフェイントからのミドルシュートや、金選手の巧みなサイドパスが冴え、大同特殊鋼が前半を通じて試合を優位に進めた。アラコ九州も持ち前の粘り強いディフェンスから速攻で応戦するも、大同GK高木選手の好セーブにあい、11-15と4点リードをゆるしたまま前半を終了した。
 後半に入ると、ディフェンスのリズムを取り戻したアラコ九州が、素速い攻防の切り替えから着実に速攻で得点を上げ10分に18-18と同点に追いつき、20分には逆に24-22とリードをした。しかし大同特殊鋼も諦めず、その後一進一退の攻防が続き、残り30秒でアラコ九州の1点リード、大同最後の攻撃も残り3秒フリースローから大田選手の劇的なサイドシュートが決まり、引き分けの好試合であった。