JHL戦況報告

11月14日(日)

大崎 28-27 車体
(13-14, 15-13)

『大崎中川選手 終了寸前の劇的な勝ち越しゴール』
 久しぶりの男子1部チームの登場。しかも全日本のエース・宮崎大輔選手を見られるとあって、会場は多くのファンでうまったが、期待を裏切らない好試合となった。大崎電気に高い壁を作らせないよう、クイックスタートでディフェンダーとの交代をさせないトヨタ車体が最初に主導権を握った。大崎はトヨタの2回の退場の間にリードするが、速攻で得点を重ねるトヨタの1点リードで前半終了。
 後半に入っても、クイックスタートで得点を重ねるトヨタを大崎は突き放せない。24分、大崎はトヨタ清水の退場のチャンスに、この日初めて3点差をつけたが、トヨタも香川や野村のロングや、7mスローをシャットアウトしたGK田平の活躍などで、残り15秒に同点に追いつく。大崎は、トヨタのラフプレーに腹を立てた岩本が退場となり、引き分けかと思われたが、残り4秒のフリースローから宮崎のパスを受けた中川がステップシュートを決め、激戦を制した。惜しくも敗れたトヨタだったが、地元出身香川が9得点と気を吐いた。