JHL戦況報告

11月27日(土)

湧永 18-18 大同
(10- 9, 8- 9)

『一進一退の攻防は両者譲らず引き分け』
 大同特殊鋼の2連取から始まったこの試合であったが、湧永製薬が堅い守りから一気に4連取してペースをつかむかに思われた。しかし、大同もディフェンスを堅めセットプレーから確実に得点し、リードをゆるさない。お互いに堅い守りを崩せず一進一退の攻防が続き、前半は10-9と湧永1点リードで折り返した。
 後半も一進一退の攻防が続き、お互い退場者を出すとヒートアップした試合となった。残り5分を切り、湧永1点リードのところで湧永小薮が退場。しかしこのチャンスを大同はミスで生かせず、逆に大田が退場となり絶体絶命かと思われた。が、湧永もまた小沢が7mスローをはずし、山本の速攻で大同がついに同点に追いつく。残り45秒、湧永浜本のサイドシュートで逃げきりと思われたが、残り20秒、大同白が起死回生のドリブルカットから7mスローを誘い、これを金が決めて引き分けに持ちこんだ。両GKを中心とした堅守の目立った好ゲームであった。