JHL戦況報告

12月4日(土)

大崎 30-21 車体
(13-10, 17-11)

『大崎電気、粘るトヨタ車体を突き放す』
 本試合最初の得点を香川が挙げ、波に乗りたいトヨタ車体であった。しかし、その直後に近藤が警告を受けるなど、徐々に歯車が狂いだす。対する大崎電気は、宮崎・豊田らの得点により、早々に3点差をつけてしまう。ここで車体は本来の粘り強さを取り戻す。車体は野村らの得点により巻き返しを図るが、大崎も厚いディフェンスを見せ、しばらく一進一退の展開が続く。しかし前半終盤に、車体は立て続けに2名の退場者を出し、掴み掛けたリズムを再び手放すこととなり、大崎3点リードで前半を終了した。
 後半に入ると、野村を軸に攻撃を組み立てる車体に対し、大崎も宮崎を中心に得点を積み重ねていく展開。両チームとも突破口を見出せない、ジリジリとした状況が続くが、大崎が後半13分から宮崎-岩本-豊田-永島と4連続得点をものにする。これにより車体は攻守に狂いを生じさせる結果となった。最終的に大崎が9点の大差を付け勝利し、首位を確保した。