JHL戦況報告

12月23日(木)

湧永 22-21 車体
( 6-13, 16- 8)

『巧者湧永、プレーオフへ望み、車体惜しまれる逆転負け』
 静かな立ち上がりから、トヨタ車体はGK木下の好守をきっかけに2次速攻で加点し、さらに野村・香川のミドル、ポスト、サイドとバランスよく湧永製薬の守りを崩し、有利に試合を進めた。
 湧永製薬は後半になって守りを固め、その事から攻撃のリズムを取り戻し追撃を開始。残り13分、吉田の速攻で同点に追いついた。その後は両チーム白熱の攻防を繰り広げたが、湧永山口のポストを使った攻撃に守りを崩された車体は退場者を出し、攻めのリズムも噛み合わず、試合巧者湧永に逆転を許した。トヨタ車体にとっては悔やみ切れない敗戦。一方の湧永にとっては、苦しみながら一勝を拾った試合であった。