JHL戦況報告
10月9日(土)
北電 33-17 トヨ自
(16-10, 17- 7)
『北陸電力、波に乗り開幕3連勝』
序盤、1点を争う攻防が続いた。トヨタ自動車の3-2-1ディフェンスを攻める北陸電力はファンブルが目立ち、逆速攻を許す。一方トヨタも遅攻を攻め切れず、互いに一歩も譲らない。10分以降ミスの減った北電が加点し、じりじりと点差が開く。ゲームが大きく動いたのは前半20分以降。トヨタの厚沢、田中が連続して退場すると、北電は杉山、高田らの速攻と、落合のポストプレーなどで連続して得点し、16-10とリードして前半を終えた。
後半は完全に北電が主導権を握った。前田と桜井のロングシュートや落合のポストプレーへの連携など、多彩な攻めを行うと、守りではGK大原がナイスセーブ。16分間を1点に押さえた。終盤になっても北電の勢いは止まらず、33-17で、地元福井で、開幕以降3連勝を飾った。