東アジアクラブ選手権 戦況報告
4月16日(日)
Korosa 30-29 大同
(19-15, 11-14)
『壮絶な戦い! 韓国Korosaが制する!』
今大会最終戦は、日本・大同特殊鋼と韓国・Korosaの対戦。ここまで2連勝の両チーム、勝ったチームが東アジア王者となる。注目は大同20番ペクとKorosa20番リ・ジュンヒのエース対決だ。序盤から点の取り合いが始まる。Korosa、リ・ジュンヒのミドルが大同ゴールに突き刺さる。大同も3番チョ・ボンヨンが打返す。当然ペクも黙っていない、豪快なミドル、ルーキー冨田とのコンビネーションを決める。前半11分過ぎ、7-6と大同がリード。流れが傾いたのは20分、大同ペクが2度目の退場を受けた辺りから、15番リ・テーヨン、20番リ・ジュンヒが立て続けに得点し、26分13-19とKorosaが逆転する。我慢の大同は前半終了間際、4番末松の連続得点で15-19とする。
後半は開始直後から大同が一気の追撃。ペク、武田、山本、の連続得点で19-19の同点。KorosaはGK12番カンの好セーブから立直し、逆に4連取する。再び苦しい状況の大同は、GK高木がようやく本来の当りを戻し徐々に詰め返し、25分には2番松林が飛び込み27-28とする。Korosaも最後の力を振り絞り大同を突き放す。リ・ジュンヒがスカイプレーから渾身のシュートを決め3点差。粘りに粘る大同はオールマンツーディフェンスを仕掛け29-30と1点差に。残り15秒、遂に同点のチャンスが巡ってきたが、Korosaディフェンスを破れず試合終了となった。