東アジアクラブ選手権 戦況報告
4月16日(日)
オムロン 21-21 大邱市庁
(10- 9, 11-12)
『オムロン、劇的な優勝』
最終日の第3試合は、女子全勝同士の日本オムロンと韓国大邱市庁との注目の戦いとなり、勝ったほうが第3回アジアハンドボール選手権の覇者となる重要な試合になった。試合開始直後、オムロン18番東濱のシュートで始まったが、10分すぎまで両チーム共少しかたさが見られたのか、10分すぎまで2-2のロースコアの争いになった。両チームのキーパーのナイスキーピングもロースコアの展開につながった。前半20分ぐらいまでは、6対4でオムロンが勝っていたが、20分すぎから徐々に韓国が11番CHOI IM-JEONGの7mスロー、15番LEE EUN-JIN、16番JUNG MYUNG-HEEの連続シュートでもり返したが、前半は10-9でからくも1点差で終わった。
後半は、両チーム共優勝を意識した一進一退の緊迫した試合となり、1点を争う好ゲームとなった。オムロンが1点負けていた試合を最後の7mスローを6番吉田が決めて同点で終わり、得失点差でオムロンの優勝が決定した。会場内のオムロンの大応援団の力ももらい、オムロンの初優勝が決まった。