JHL戦況報告

9月4日(日)

大同 32-31 湧永
(16-15, 16-16)

『両チームのカラーがよく表れた、見応えのある好ゲーム』
 選手個人の力量、チーム戦術の緻密さに優れる両チームの戦いは、非常に熱のこもったものとなった。大同が白選手、趙選手の韓国人プレーヤーを軸に着々と加点すれば湧永は多彩な攻撃により、大同ディフェンスに的を絞らせず得点を積み重ねていく互角の展開となった。
 後半に入り、双方とも退場者を出しながらも、大同GK高木のファインセーブや湧永小藪選手のカットインなど、選手の一人一人の個人技でチームを支え、相手に主導権を渡さなかったが、後半20分、大同が一人少ない中でリードを広げる得点を奪い2点差に。以後両チームとも相手に連続得点を与えず1点差-2点差を繰り返す終盤にもつれ込んだ。タイムアップ寸前、湧永が同点の望みをかけた速攻も大同ディフェンスを突破することができずに終了。フィールドゴールで14点をマークした白選手の活躍が印象に残る一戦であった。