JHL戦況報告

9月23日(金)

湧永 28-24 車体
(15-10, 13-14)

『湧永製薬、得意のセットで2連勝!』
 トヨタ車体の酒巻総監督が、古巣湧永製薬と対する注目の一戦。試合開始、5分頃まで両者探り合いの展開となるが、徐々にペースを上げ、湧永はセットから下川のサイド、山口のポスト、浜本の7mスローなどで着実に加点。対するトヨタ車体は、クイックスタートから香川、野村らが得点するがミスが目立ち、23分には13対7となり、ここでトヨタ車体はタイムアウト。リズムを変えたかったが、湧永ペースのまま15対10、湧永リードで前半を終了した。
 後半に入り、地元の大声援に後押しされる湧永がペースを維持するかに思わたが、シュートミスとトヨタ車体GK田平のナイスセーブで、なかなか得点できない。その間にトヨタ車体は加点していき、10分には野村のミドルで18対18の同点となった。ここからは両者一進一退の展開となるが、20分過ぎから湧永が徐々にリードを広げ、25分には26対22となる。ここでトヨタ車体は、タイムアウトを取り流れを変えようとするが、湧永はその後も攻めては山口のポスト、守ってはGK坪根のナイスセーブなどで、点差を縮めさせない。結局、セットオフェンスで着実に加点した湧永製薬が28対24で勝利した。