JHL戦況報告

10月9日(日)

大同 33-32 大崎
(18-14, 15-18)

『白熱、全勝対決は大同が制す。大同・趙範衍選手リーグ通算500得点達成!』
 両チーム共に4連勝でむかえたこの試合。序盤から両チームのクイックスタートからの素早い攻撃展開が続き、激しい打ち合いに。前半なかば、リードした大同特殊鋼が大崎電気をつきはなそうと放つシュートは、何度となくゴールポストにはね返され、一進一退の攻防が続いた。しかし徐々にペースをつかんだ大同は、3番趙選手による速攻を足ががりとした4連取で得点を積み重ね、前半を4点リードで折り返した。
 後半ゲームはさらにヒートアップ。退場者の続出の間に、大崎電気は21番宮崎選手を中心に必死の反撃、後半17分には25-26と1点にまでつめよった。互いに意地と意地がぶつかり合う好ゲーム。ドラマはラストに待っていた。同点でむかえた残り16秒、大同20番白選手が自ら獲得した7mスローを決め1点リード。残り時間が過ぎようとする中、大崎ラストのスカイプレーも大同GK高木に阻まれタイムアップ。全勝対決は劇的な幕切れで大同が制した。