JHL戦況報告

3月18日(土)

<準決勝(2)>
大崎 25-22 湧永
(12-10, 13-12)

『大接戦、大崎電気、執念で決勝へ!』
 レギュラーシーズン2位の大崎電気と、3位の湧永製薬。注目の準決勝第二試合は、大崎の3連続得点で幕を開けた! 多彩な得点源で仕掛ける大崎に対し、湧永は古家、小沢のミドルで対抗する。両チームのGKの堅守でロースコアの展開となる。大崎5番中川が力強いシュートを連発すると、湧永も9番小薮のカットイン、3番下川粘りのシュートで追走する。27分過ぎに湧永小沢の7mスローで10-10の同点。即座に大崎も7番永島のポスト、19番猪妻が速攻でねじ込み、2点差で後半へ。
 後半に入っても両チームとも一歩もゆずらない。ポジションチェンジを繰り返し互いのスキをうかがっている。激戦で両チーム熱くなり、10分過ぎには退場者が出はじめた。15分には大崎9番ベテラン森本がサイドシュートを連発。このあたりから、ほんのわずか大崎のペースで進む。残り5分で大崎3点リードと、一昨年の総合選手権における湧永奇跡の逆転を連想させる得点差。ここからは意地と意地、執念と執念のぶつかり合い、今回は大崎に軍配があがった。