JHL戦況報告

10月8日(土)

広島 30-18 北國
(16- 7, 14-11)

『メイプルレッズ、危なげなく開幕5連勝!』
 リーグ開幕4連勝と今季も相変わらず好調の広島メイプルレッズは、地元に北國銀行を迎えうち、応援団のボルテージも大いに盛り上がった。先制したのはメイプル。大前が速攻を堅く決めてリズムをつかむと、その後もたて続けに金、石山、呉と6分までに4連続得点して相手に隙を与えない。一方、北國はスピードある攻撃を仕掛けるものの、浅井の再三にわたる好セーブに阻まれ、反撃の糸口を中々つかめない。しかし、10分過ぎから呉にマンツーマンディフェンスを仕掛けることによりメイプルの攻撃の流れを遮断し、17分には8対5と追い上げていった。北國は20分にタイムを取り流れを変えようと試みるが、逆にメイプルは堅いディフェンスから速攻を決め、点差は開いていった。結局前半は16対7のメイプルリード折り返す。
 後半に入って、北國は必死になって前半のビハインドを追いかけるものの、フローターの決定力不足は否めず、点差が中々縮まらない。メイプルは金、呉をベンチに下げるも、全員がエリア付近の攻防に強さを見せて北國の追い上げをかわした。結局試合は30対18でメイプルが危なげなく勝利をものにし、開幕連勝を5に伸ばした。