JHL戦況報告

2月11日(土)

ソニー 42-28 広島
(18-15, 24-13)

『ソニーの攻撃的ディフェンスと速攻、冴える!』
 開始30秒、パスカットからソニーセミコンダクタ九州が寺田の速攻で1点先取。1分30秒過ぎ、広島メイプルレッズ金の7mスローをソニーのGK中島が好セーブ。5分経過で5-1とゲームの流れをソニーが握る。その後ソニーの田中、広島の呉を中心に展開し、13分過ぎで10-5の5点差に広がった。広島もセットからの攻撃にリズムが合い始めて徐々に点差を縮め、27分過ぎに16-15と1点差まで追い上げた。終了間際、ソニーの粘りで7mスロー、パスカットで2点連取で、前半を18-15で終了。
 後半立ち上がり、激しい点数の取り合いで、まさにハンドボールの醍醐味。ソニーが広島の反則で得た7mスローを2本連続で決めて5点差。広島の青戸が退場の合間に点差はさらに開き、予想外の2ケタの得点差となる。広島は集中力を欠いてしまい、ソニーの攻撃的ディフェンスからの速攻で万事休す!! ゲームの流れ、プレーヤーの集中力の大切さを教えてくれたゲームであった。
 この結果により、ソニーセミコンダクタ九州はレギュラーシーズン3位が確定し、3月18-19日のプレーオフ進出を決めた。