JHL戦況報告

3月4日(土)

オムロン 26-24 広島
(13-12, 13-12)

『オムロンが1位でプレーオフ進出!』
 地元広島メイプルレッズとオムロンの最終戦での直接対決によってレギュラーシーズンの順位が決まるという、もつれにもつれたシーズンとなった今季の日本リーグ。両チームともプレーオフを控え、1位通過か2位通過かがかかる大切な試合となった。
 オムロンのスローオフで開始されたゲームは、オムロンの高さに対してメープルレッズがうまく攻めることが出来ず、ディフェンスファールによる7mスローで着実に点を加えたオムロンが序盤の流れを掴んだ。その後は両チームとも厳しいディフェンスで一進一退の攻防を続けるが、終盤オムロンに退場者が続き、メイプルレッズが7mスローで加点して追い上げ、13-12とオムロンのリードで前半を終了した。
 後半に入り、メイプルレッズは堅いディフェンスから速攻に出て、開始早々連続得点で一気に逆転し17-13とした。さらにキーパーの好セーブと7mスローにより、20-14と点差が開いたところでオムロンがタイムアウト。タイムアウトで落ち着きを取り戻したオムロンは、洪、東濱らの連続得点で20-18と追い上げ、今度はたまらずメイプルレッズがタイムアウトをとった。その後は両キーパーの連続好セーブもあり一進一退の攻防が続くが、メイプルレッズの呉が退場したところでオムロン吉田が7mスローを確実に決め、さらに東濱の得点で20-20と追いつく。この後は、両チームとも厳しいチェックとキーパーの好セーブで、同点のまま終盤に入るが、残り1分、オムロン東濱のシュートが決まってオムロン1点リード。メイプルレッズも最後の攻撃に出るが、キーパーに阻まれた。最終結果は、26-24オムロンの勝利で終わり、オムロンがプレーオフ1位進出を決定した。