JHL戦況報告
3月5日(日)
ソニー 32-26 北國
(15-10, 17-16)
『ソニーGK飛田が北國の前に立ちはだかる!』
地元で最終戦ということで、闘志をみなぎらせて臨んだ北國銀行は、ソニーセミコンダクタ九州、郭の巧みなランニングシュートで先制されたが、キャプテン小野澤の速攻や中村の7mスローで逆転に成功。その後は郭や長野のミドルなどで得点するソニーに対し、北國も新田や若松のサイドで13分までは互角の展開。だが、ディフェンスの足が動き出したソニーは再三のパスカットから速攻で得点を重ね、また北國のノーマークのチャンスをGK飛田が次々とはじき返し、27分過ぎには7点のリードをうばった。
いつもならここでズルズルと後退してしまう北國だが、ハーフタイムをはさんで2回のパワープレーのチャンスを速攻でものにし、後半15分、ついに20対20と追いついた。北國の勝利を信じるスタンドだったが、16分すぎから、上からの決定力に乏しい北國の攻撃をしのいだソニーが田中らの速攻などで6連続得点、試合を決定づけた。