JHL戦況報告
3月19日(日)
<決勝>
オムロン 32-26 広島
(18-10, 14-16)
『オムロン勝利! メイプルレッズ下し新女王となる』
女王広島メイプルレッズの8連覇なるか、それとも8年ぶりにオムロンが奪い返すのか。注目の女子決勝戦は、オムロン8番佐久川の速攻で先制。10番呉のステップシュートで同点にするメイプル、オムロン18番東濱がロング、ミドルと決めれば、メイプルは8番菅野、10番呉、4番青戸で取返し、前半8分で4-4と序盤は一進一退の攻防が続く。許、洪、坂元の強力ディフェンスで、メイプルの攻めに好リズムを与えないオムロンは、前半13分メイプル7番林の退場を機に、流れを掴み始める。19分12-8、オムロン4番許、9番坂元退場で4人になるピンチもGK勝田の好セーブで踏ん張り乗り切った。メイプルも13番杉本の連取で対抗するが、今日はオムロン18番東濱が冴えている。4点目、5点目をたたき込み、前半を18-10と大量リードで終える。
後半に入ってもオムロンのペースは乱れず、点差は縮まらない。必死に抵抗をみせるメイプルだが、オムロンは3番安心院からの精度の高いパス回しで加点、さらにGK勝田のスーパーセーブ連発で追従を許さず、8年ぶり11回目の女王の座についた。