JHL戦況報告

12月10日(土)

東京 28-19 トヨ自
(12- 7, 16-12)

『グリムスタードを止められなかったトヨタ自動車、敗戦』
 HC東京のスローオフで前半が開始されるが、最初の得点はトヨタ自動車の倉田のカットインによるシュート。しかし、HC東京もグリムスタードの得点により、すぐさま同点とする。その後2-2となったところで、試合は膠着状態に陥る。そして、グリムスタードのミドルシュートをきっかけにHC東京がペースを掴み、4連続得点に成功し、一気に4点リードを奪う。一時はこのまま、HC東京のペースで進むかと思われたが、12分頃から突然の乱調に見舞われたHC東京は、立て続けに警告を出すなどトヨタ自動車につけこむ隙を与えてしまい、リードを縮める結果となる。しかし、またもやグリムスタードの得点をきっかけに立て直しに成功して4連続得点をものにし、HC東京5点リードで折り返しとなる。
 HC東京は前半終了間際の退場者を出しており、トヨタ自動車のパワープレーで後半が開始された。その有利を生かし、澤田・土肥らの得点に詰め寄るトヨタ自動車であったが、反撃もここまで。前半、破竹の活躍を見せたグリムスタードに集中するトヨタ自動車のディフェンス陣を翻弄するかのように、HC東京は多彩な展開を見せ、一気に得点差を8点とする。しかし、HC東京は大量リードによる油断からディフェンスが徐々に雑になる。すかさず詰め寄るトヨタ自動車であったが、退場者を続出させ自らペースを崩してしますことになった。結果、28-19とHC東京が危なげなく勝利を得ることとなった。