JHL戦況報告

9月9日(土)

ホンダ 28-20 紡織
(15- 7, 13-13)

『ホンダ、粘るトヨタ紡織九州を振り切り快勝!』
 前半、ホンダのスローオフから試合開始。トヨタ紡織九州は、高いラインで守る1-2-3ディフェンスでプレッシャーをかける。1分15秒、トヨタが2番中畠選手のミドルシュートで先制。その後、身長190cmのディフェンスラインを持つホンダがよく守り、トヨタのセットプレーでの得点を止め、4番柳本選手、17番小倉選手らの活躍で、9分すぎには7対2とし、主導権を握る展開となる。中盤過ぎからは、トヨタの「ディフェンスから速攻」の形が出はじめ、追いつこうとするが、ホンダのGK四方選手のナイスセーブにより、流れを変えることができず、15対7ホンダリードで前半を終了した。
 後半の立ち上がり、ホンダ4番柳本選手が2連取するが、2-4ディフェンスに変えたトヨタが6番村上選手の活躍で3連取し、巻き返しをはかる。その後は中盤すぎまで、トヨタの速攻を中心に、一進一退の攻防となり、動きのある試合を展開する。17分にはトヨタが5点差までつめよるが、地力に勝るホンダが確実に加点し、粘るトヨタを28対20で振り切った。トヨタは後半の得点が13対13のタイスコアであったので、前半の失点差が悔やまれる試合であった。