JHL戦況報告

10月18日(水)

大崎 47-24 合成
(21-13, 26-11)

『大崎圧勝! 岩本、鮮やかなスカイプレーで大記録達成!』
 国体優勝で波に乗る大崎電気に豊田合成が挑戦。豊田合成は若さを武器にあわよくばを狙いたいが、立ち上りから高さ、スピードで優る大崎が圧倒、時間の経過と共に得点差が広がっていった。速攻、ロングに加え、このところ機能しなかったポストプレーも決まる大崎に対し、単調な攻めを繰り返す豊田になす術はなく、24分岩本の今試合6点目のゴールが決まると、18-9と勝負の行方は明らかとなった。こうなると注目は岩本の通算1000ゴール。25分に999ゴールが決まると、満員の観客は固唾を飲んで、その瞬間を待ちこがれた。
 前半は持ち越しとなったその時は、後半開始早々の27秒に訪れる。宮崎からのパスを受けたサイド太田が放ったボールは右45°から飛び込んできた岩本の掌中に収まり、宝物を置くようにゴールに落として18回大会から刻み続けた偉大な記録達成となった。試合はそのまま大崎が主導権を握り、岩本に送られた花束と共に大記録にもう一つの花を添えることとなった。