JHL戦況報告

10月28日(土)

広島 34-30 ソニー
(20-13, 14-17)

『メイプルレッズ、積極的な攻守でソニーに完勝!』
 メイプルレッズの地元にライバルソニーセミコンダクタ九州を迎えた一戦。両チームとも出だしから積極的なディフェンスを仕掛け、互角の立ち上りとなる。ソニー郭が打ち込めば、広島メイプルレッズ菅野の負けじと打ち込む、前半9分まで7-6とメイプルが僅差でリードと序盤からゲームは白熱した。中盤に入り、メイプルは15番金のミドルからリズムを作る。15分過ぎには10-7と3点差に。その後は、両ゴールキーパーのファインセーブもありゲームが引き締まったが、20分過ぎから大前の速攻、金のロング、菅野のカットインなど多彩な攻めでソニーをじりじりと引き離す。前半20-13、メイプルが大量7点差で折り返した。
 後半に入っても、出だしから激しい攻防が続く、メイプルは金、菅野が積極的に打ってでるが、ソニーも負けじと田中、郭が打返す。11分までまったくの互角の展開となり27-20と7点差は変わらず。中盤に入り、ソニーのシュートミスから速攻でメイプルが得点を重ね、一時抜け出すかに見えたが、粘るソニーも早いリスタートからチャンスを伺う。メイプルの退場を機に6点差に迫るが、ここで、2度のノーマークチャンスをGK高森がファインセーブ、流れをソニーに引き渡さない。ソニーも25分から金にマンツーマンを仕掛け反撃に出る、残り3分で4点差に迫るが反撃もここまで、金に打ち込まれ万事休す。34-30でメイプルが逃げ切った。メイプルは最後まで積極的に攻め、守り勝利を手にした。