JHL戦況報告
11月5日(日)
オムロン 35-26 ソニー
(18-11, 17-15)
『白熱の首位攻防戦は、オムロンが制す!』
リーグ優勝に向けてお互い大事な試合となったが、特にオムロンにとってはリーグ・国体と連敗している相手だけに、是非勝って勢いに乗りたいところである。オムロンが11番洪のカットインで先制すれば、ソニーセミコンダクタ九州も5番田中の速攻で取り返し、序盤からお互いスピードあふれる白熱した攻防が続く。12分過ぎからオムロンはGK1番勝田を中心にディフェンスがかみ合い、3番安心院、2番水野の速攻などで4点差に引き離すが、20分過ぎ立て続けに退場者を出し、また1点差にまで詰められる。それから、オムロンはセットオフェンスでポストの4番許を有効に使い7mスローを誘い、また、ソニーに退場者も出た間に突き放し、前半18-11の7点差で折り返す。
後半に入りソニーは4番山田のサイド、3番長野、11番千葉のミドルシュートなどで反撃をこころみるが、ディフェンスで足が止まったところをオムロン18番東濱、11番洪にミドル、カットインなどを決められなかなか点差を詰められない。結局35-26でオムロンが勝利した。オムロンのポストを中心にした多彩な攻撃とソニーのスピードあふれる速攻、中でもクイックスタートは目を見張るものがあり、点差はついたが見応えあるゲームであった。<