JHL戦況報告

1月13日(土)

広島 29-19 三重
(15-11, 14- 8)

『メイプル激走! 三重を一蹴し2敗をキープ』
 2007年年明け再開の第1戦。立ち上がりは三重花菖蒲がセットプレーから2連取し、ゲームが動き出す。広島メイプルレッズも3-2-1の積極的ディフェンスから速攻につなげ4連取、すかさず逆転した。しかしここから序盤戦は一進一退の攻防が続き、13分過ぎまで7-6とメイプルが1点差、僅差のリード。中盤に入っても両ゴールキーパーの好守で引き締まったゲームとなった。20分まで膠着状態が続いたが、メイプルがようやく速攻からの連続得点で3点差とする。しかし、粘る三重も15番のステップ、6番のカットインなどで26分過ぎには再び1点差に迫る。前半終了間際に菅野、金が打ち込みメイプルが15-11、4点差で折り返した。
 後半出だし、セットプレーで本来のスピードを取り戻したメイプルは、菅野らが積極的に打ち込み7分で20-12と一気に8点差とした。中盤に入ってもメイプルの攻勢は続き、13分23-13となったところで三重はたまらずタイムアウトを請求。前半から走りに徹底したメイプルに対し粘りを見せるものの息切れ状態、後半20分まで2得点と失速した。メイプルはその後も攻撃の手を緩めず、21分には13点差とし試合を決定づけた。終盤、三重も粘りを見せたものの29-19で試合終了。メイプルが勝利した。メイプルの菅野・坂口の若い力の活躍が光った試合であった。