東アジアクラブ選手権 戦況報告

4月4日(金)

Korosa 38-31 Beijing
(17-14, 21-17)

『コロサがスピード、テクニックで引き離す!』
 大型プレーヤーを揃えた北京選抜(中国)に対し、HCギョンナムコロサ(韓国)のスピードプレーがこのゲームの見所であるが、序盤はコロサの5-1ディフェンスが機能し、北京選抜はディフェンスを崩せず得点できない状態が続く。一方コロサはセンター20番Lee Joon-Heeを中心に得点を重ね、リードを奪う。北京選抜は開始7分30秒に7番Zhu Xinchenのミドルシュートでやっと初得点すると、ディフェンスにも徐々に慣れ、15分には7対7の同点に追いつく。その後も交互に得点を入れ合う展開になったが、22分過ぎからコロサが11番Jung Su-Young のカットインなどで4連続得点し、前半を17-14の3点差で折り返す。
 後半に入ると北京選抜はポストの2番Li Binを使った攻撃が機能し、後半開始6分30秒には19対19の同点に追いつく。しかし、そこからコロサはセンター20番Lee Joon-Heeのカットイン、ミドルシュートやフットワークを使った堅いディフェンスから17番An Jong-Min の速攻に結びつけるなどして徐々に疲れが見えはじめた北京選抜を圧倒。結局、38-31の7点差でコロサが勝利した。