東アジアクラブ選手権 戦況報告
4月4日(金)
湧永 28-23 大同
(13-12, 15-11)
『湧永製薬、プレーオフの雪辱なる!』
日本リーグプレーオフ決勝戦では第2延長でも決着がつかず、7mスローコンテストの末、大同特殊鋼が勝利したこの対戦は、大同は5-1ディフェンス、湧永製薬は6-0ディフェンスとシステムは違うがGKとの連携もしっかりしており、前半開始15分で5-5というロースコアの展開となった。ここから湧永製薬は大同特殊鋼の45度ディフェンスの下のスペースを巧く使い、14番武藤のポストシュートが立て続けに決まると11番東の7mスロー、ミドルシュートなども決まり、大同特殊鋼を引き離す。しかし、大同特殊鋼は20番白のミドル、7番地引の速攻などで応戦し、前半は13-12の1点差で湧永製薬リードで折り返す。
後半開始直後、湧永製薬は同点に追いつかれるが、23番東長濱の速攻や6番山中のミドルシュートなどの活躍で徐々に点差を広げる。それに対し、大同特殊鋼は20番白と7番地引しか得点できない苦しい状況が続き、途中から13番李を投入し流れを変えようと踏ん張るが点差は縮まらず、結局28-23の5点差で湧永製薬がプレーオフの雪辱を果たした。