東アジアクラブ選手権 戦況報告

4月6日(日)

ソニー 31-26 Beijing Army
(16-13, 15-13)

『スピードに勝るソニーが初勝利!』
 大型プレーヤーを揃えた北京陸軍(中国)に対し、スピードに勝るソニーセミコンダクター九州(日本)は、19番川口のミドルシュートや15番寺田のサイドシュートなどで6点連取し、ゲームを優利に進める。北京陸軍はソニーの速いフットワークのディフェンスを攻め切れずにいたが、ポストが機能しはじめると連続で7mスローを誘い、それを5番Zong Weiが確実に決め、2-6と追い上げる。ソニーは相手の退場の間に7番工藤のサイドシュートなどでまた点差を広げにかかるが、北京陸軍の5番Zong Weiや18番Chen Jiといった長身プレーヤーに当りが出始めて交互に点を取り合う展開になり、前半は16-13でソニーが3点リードで折り返す。
 後半の立ち上がり、北京陸軍は18番Chen Jiのシュートなどで連続得点し、1点差まで追い上げるが、バックプレーヤーがソニーの速い詰めに対応しきれず単発的に空いたポストシュートが決まる他は、ミスをスピードのある3番長野などにつなげられるとシュートを次々に決められ、結局31-26でソニーが勝利した。