JHL戦況報告

10月21日(日)

北電 36-35 車体
(17-19, 19-16)

 前半10分で門山の3得点、長谷川の3得点などで地力の差を見せつけ、トヨタ車体が北陸電力に10-6と4点のリードをマーク。このまま突き放したい車体であったが、北電が前田-桜井-高橋と3連続得点をしたのをきっかけに、車体の歯車が狂いだす。その機を捉えた北電が反撃を開始し、21分の車体・香川の退場を好機に、再び3連続得点に成功するなどし、19-17と北電が車体に2点差に詰め寄り、前半を折り返す。
 後半に入っても北電は追撃の手を休めず、一進一退に攻防が展開される。そして後半10分過ぎ、高橋らの3連続得点で北電が同点とする。すかさず長谷川の連続得点の2点のリードを奪い返す車体であったが、すぐさま、北電も亀田-落合と連続得点で同点とする。そして後半20分過ぎ、車体は門山・鶴谷・北出を連続して退場で失う最大のピンチを迎える。本日好調な北電はこの機を逃がさず一気に逆転に成功し、残り5分で35-31と車体に4点のリードをつける。しかし地力に勝る車体は4点差を一気にはねのけ、後半29分、同点にする。しかし、北電が後半29分20秒、神田が値千金のゴールを決め、大きな勝ち星をあげた。
なお、本試合でトヨタ車体・小沢選手は通算500得点を達成した。