JHL戦況報告
10月28日(日)
大同 41-31 車体
(20-13, 21-18)
『堅守光る大同特殊鋼、トヨタ車体の猛攻を封じ4勝目!』
立ち上がりは両チームとも波に乗れずに得点チャンスを逃すも、4分、トヨタ車体は速攻から7番野村が先制点を決めると、6分過ぎにはまたも速攻から野村が得点を決め、4-1と主導権を握った。その後一進一退の緊迫した展開が続くが、ディフェンスを立て直した大同特殊鋼が徐々にリズムに乗り、12分すぎには10番岸川のサイドシュートにより同点に追いついた。13分からはトヨタ車体のパワープレーが続くが、大同は好ディフェンスによりトヨタ車体の攻撃をしのぎ、20分には14-10と点差を広げた。さらに波に乗る大同は、速攻を主体として得点を重ね、前半終了間際には11番大田のポストシュートで20-13と、追いすがるトヨタ車体を突き放した。
後半開始より、トヨタ車体は退場者を2人抱える苦しい立ち上がり。この機に大同は10点差まで広げるも、ディフェンスを立て直したトヨタ車体が4分過ぎ、7番野村のカットイン、17番香川の7mスローなどで連続得点、7点差まで詰めた。しかし大同は高いディフェンスからの速攻で効果的に得点を重ね、19分には速攻からの4番末松のスカイプレーで35-22と試合を決定づけた。終盤、トヨタ車体が猛反撃を見せる。大同の重厚なセットプレーをアグレッシブなディフェンスとGK谷井の好セーブで防ぐと、速攻で大同のディフェンスを崩し、26分には37-29と8点差まで詰め寄った。最後は大同22番渡久川のポストプレーなどで反撃を封じた大同が、41-31で4勝目を挙げた。