JHL戦況報告

11月3日(土)

湧永 29- 9 北電
(12- 3, 17- 6)

『湧永製薬、堅守からの速攻が光る!』
 体格で上回る湧永製薬のディフェンスラインを攻めあぐねる北陸電力。片や堅守からの速攻と巧みなポストプレーで得点を重ねる湧永。北陸電力はGK有江のファインセーブで粘るものの、前半15分で7対1のスコアになりタイムアウトを請求する。その後落合のポストで2点を返すが劣勢は変らず、GK志水を中心とした堅守の湧永が12対3とリードして前半を終了した。
 後半立ち上がり、湧永は6対0ディフェンスから高い枝、北陸電力は3-2-1ディフェンスからの速い詰めが機能し、どちらもパッシブプレーを取られる重苦しい展開となり、10分までで得点は3点ずつ。しかし、北陸電力エース神田の退場を機に、湧永は山口のポスト・新の速攻などで一気に加点。連続7得点しゲームを決めた。最終スコアは29対9であった。北陸電力のエース神田が無得点に抑えられたのに対し、湧永の山口・下川・東などの、全日本選手の活躍が光る試合であった。